ブックタイトル東京音楽大学 学校案内2018

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概要

東京音楽大学 学校案内2018

練習に忙しい音大生が、一見畑違いのリベラルアーツを勉強すべき理由は、二つある。一つは、あなたたちには国境を越えて活躍してほしいからだ。それには国際社会の常識程度のことは知っていてほしい。二番目は、やはり演奏には人としての幅、深みがにじみ出るからだ。正確無比というだけでつまらない演奏もあれば、ちょっとあぶなっかしくてもキラキラした演奏もある。聴衆は、作曲家、指揮者、奏者の人間性や人格を鋭く感じ取る。一般教養を学ぶことにより、人間としての基礎工事を行うのは、そのためだ。しっかりした土台があれば、高層建築も構築できる。貧弱な土台には、小さく低い建物しか建てられない。ではなぜ英語か。音楽は国境や言葉を越えて通用するはずではないのか。私が赴任していた海外の地のどこでも、音楽は社交の中心にあった。そして、楽団を支援している有力者にとっての最高の楽しみといえば、演奏後の指揮者、ソリストや楽団員と一緒のテーブルにすわって歓談することだ。音楽談義もあれば冗談も飛び交う。ヨーロッパやアジア人の音楽家も、たとえ達者でなくとも楽しげに英語やフランス語でやりとりしていた。会話に入ることができれば、人脈が広げられる。次の機会にもつながり得る。もう一つ。語学ができれば外国人の先生や仲間から吸収できるものも大きくなるはずだ。では、教室でお会いしましょう。前アメリカ合衆国 駐箚特命全権大使※ 英語の能力が特別に優れている場合は、アカデミック・アドヴァイザーと相談のうえリベラルアーツ科目の一部を 1年次から履修することもできます。1年次 2年次 3年次 4年次個人レッスン( 声楽、 ピアノ、 弦楽器、 管楽器、 打楽器、 作曲、 指揮、 古楽、邦楽より選択)音楽関連科目(ソルフェージュ、 和声、 副科実技、 音楽史等)MUSIC選択科目LIBERALARTSビジネス ライティング 資格英語【リベラルアーツ科目~英語で学ぶ~】卒業演奏アンサンブル上智大学単位互換科目キャリア演習全学共通選択科目( 一般教養科目、 外国語科目、 音楽基礎科目)必修科目1セメスター2セメスター3セメスター4セメスター5セメスター6セメスター7セメスター8セメスター人文科学社会科学自然科学ヨーロッパの美術、コンテンポラリーミュージック、ジャズの歴史 等国際関係論 I・II、 日本の文化と社会、 ヨーロッパ史 等音楽心理学、音楽療法 等卒業論文ゼミ・卒業論文【英語スキル科目】 チュートリアル イングリッシュアカデミック ライティングアカデミック リーディングアカデミック プレゼンテーション藤崎 一郎なぜ英語でリベラルアーツ?本専攻では学生一人ひとりにアカデミック・アドヴァイザーがつくとともに、他のアドヴァイザーにも常時相談できる体制をとっています。「音楽・英語・教養」融合型カリキュラムのもと、たとえば実技レッスンやアンサンブルについて従来からある実技系専攻の教員との橋渡しを行ったり、必修科目以外にも数多く用意されている専門実技関連科目のなかから適切な選択をする助言をします。こうして、とくに3年次以降は、学生一人ひとりの興味や関心、得意分野、進路希望などにそって、セミオーダー型の履修計画を立てていくことができます。プロフェッショナルな音楽家の道をめざす人、専門性と深い教養を身につけた教育者となる人、音楽を人間性の核として一般就職する人、起業する人など、それぞれ希望する進路に合わせた学びの設計を、私たちが応援します。有意義な学生生活を送るために、私たちがいます。岡田 敦子加藤 富美子渡辺 国彦アカデミック・アドヴァイザーミュージック・リベラルアーツ専攻では、日本の音楽大学初となる「音楽・英語・教養」融合型カリキュラムを組んでいます。専門的な実技教育を柱としながら、英語教育と教養教育を強化したところに特色があり、入学後の実技教育は既存の専攻とほぼ同様に行われます。学生はそれぞれの能力に応じて音楽を専門的に学び、その仕上げとして卒業演奏を行います。それと平行して、1 年次は一連の「英語スキル科目」によって実践的な英語力を確実に習得し、2 年次からはその英語を使った「リベラルアーツ科目」を学び、卒業論文(英文)を仕上げます。カリキュラム担当教員【教  授】 アラン クレギン 【リベラルアーツ(European History)】       岡田 敦子 ※      加藤 富美子 ※      武石 みどり 【西洋音楽史(アカデミック リーディングA)】      渡辺 国彦 ※【客員教授】 リサ フェアブラザー 【リベラルアーツ(Cultures of the English-Speaking World )】      クリストファー イシャウッド 【アカデミック プレゼンテーション】      柴崎 かがり 【リベラルアーツ(Music Psychology / Music Therapy)】       【特任教授】 曽根 正弘 【キャリア演習】【特別招聘教授】 藤崎 一郎 【リベラルアーツ(International Relations Ⅱ)】【准教授】 リック オヴァトン 【Jazz / Music Literacy】       羽石 祐一 【アカデミック リーディングB】【講 師】 黒木 セーラ 【アカデミック ライティング】ケッチャム 千香子 【日本語】吉田 諭史 【英語学概論】MessageMessage■ 音楽関係の科目は、個人レッスンによる専門実技とともに、アンサンブルを重視しています。■ 1年次で学ぶ英語スキル科目のなかでは、コミュニケーション力養成のためにレベル別授業チュートリアル イングリッシュ( 英語ネイティブ教員1人対学生4人)を導入しています。■ 2年次からのリベラルアーツ科目は、英語によるアクティブ ラーニング方式の授業です。人文科学、社会科学、自然科学の3つの分野の科目がバランスよく配備され、知識を獲得するだけでなく、自ら問題を発見する力、解決を提案する力を養います。■ 学生一人ひとりにアカデミック・アドヴァイザーがつき、卒業後の多様な進路希望に合わせて各人にふさわしい履修計画を立てます。※ アカデミック・アドヴァイザー特別招聘教授教授教授教授ミュージック・リベラルアーツ専攻11