ブックタイトル東京音楽大学 学校案内2018

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概要

東京音楽大学 学校案内2018

川瀬 賢太郎指揮2007年大学卒業 相手を思いやること、人を信じること。これを心から感じること。東京音楽大学での4年間がなければ、今の僕はありませんでした。指揮のレッスンは、音楽のことはもちろんですが、自分が自分のことを理解し、社会の中でどうやって生きていくか、いわば人間力を鍛えるレッスンだったように思います。オーケストラというのは、社会の縮図のようなものだと思っています。色んな考えを持っていて当然。時には僕と真逆な考えを持っている人だっています。自分と考えが違うからうっとうしいと思うのか、自分と考えが違うからこそ面白い!と思えるのかは、大きな違いです。東京音楽大学で日々レッスンに打ち込んだからこそ、僕は考えが違う人たちのことを面白い!と思えるような人間になりました。そうでなければ、指揮者という職業はできないと思いますし、だからこそ今の僕があるのかも知れません。神奈川フィルハーモニー管弦楽団 常任指揮者名古屋フィルハーモニー交響楽団 指揮者柿沼 麗子ヴァイオリン 2001年大学卒業2003 年大学院修了多くの事に興味を持ち、自分自身でビジョンを描く。大学でのすべての授業は自分が音楽家として生きていくための糧になると思い、音楽関連だけでなく、教職関連の授業にも積極的に臨んでいました。音楽というものは、自分の思考、性格、感性、生き方そのものが音になるので、人間としての深みと幅を拡げていくことが何よりも大事になります。そのためには音楽はもちろんですが、多くの人と関わり、多くのことに興味を持ち、意思をはっきり持って学び、感覚を鋭敏にし、自分で考え、その先のビジョンを描くことが重要だと思います。大学では何にも煩わされずに勉学に打ち込める環境があります。人生の中のその貴重な時間を最大限に使い、本当の音楽を学んでそれを表現する喜びを感じとり、感性豊かで伸びやかな深みのある人間へと成長していただけるよう、一卒業生として願っています。ヴァイオリニスト英国王立音楽院 日本オフィス代表、通訳干野 京子音楽教育1991年大学卒業大学の授業で学んだ多くのことを、教育の現場で生かす。たくさんの人と一緒に音楽をやりたい、学校の音楽の先生になりたいという目標は小学校の頃から持っていました。普通科の高校に通っていたので、大学では、音楽を専門に学びたいという同じ志をもった仲間と出会い、同じ門下の先輩方から実技や学校生活のアドヴァイスをいただき、音楽にあふれた環境は大変楽しく充実していました。中学校で教える音楽は、歌唱、器楽、創作、鑑賞と幅広く、世界各国のいろいろな時代の多様な音楽を取り扱います。ですから西洋音楽史や和声の授業で学んだこと、キーボードハーモニーで習ったコードネーム、声楽演習で取り組んだ共通教材、歌曲、オペラ、指揮法、合奏指導法、教育心理学、吹奏楽部の指導でもフル活用です。東京音楽大学の授業で学んだことが今、全てにおいて生かされています。練馬区立大泉西中学校 音楽科主任教諭小川 真実ヴァイオリン 2015 年大学卒業2017年大学院修了 音楽を学びながら、人間力も鍛えられた大学生活。大学院修了後、システムエンジニアとして働いています。システムエンジニアという職業は音楽とは全く別の世界ではありますが、プロジェクト内でのチームワークやコミュニケーションが大事な仕事だというところがオーケストラと似ているように思います。また音楽をとおして培った忍耐力、継続力、そしてコミュニケーション力を生かせる職業であると実感しています。東京音楽大学では、オーケストラでコンサートミストレスを務めさせていただき、リーダーとしてのあり方、自分の役割はどこにあるのかを深く考えました。レッスンでは、素晴らしい先生に恵まれ、表現することの難しさ、楽しさを学びました。本当にたくさんの経験をさせていただき、音楽を学びながら人間力も鍛えられたのではないかと感じております。株式会社カイカc Yoshinori Kurosawa卒業生メッセージ43